持っているとすごく便利!レフ板選びのポイントについて
ライティングをコントロールするために、あると便利なアクセサリーがレフ板です。
自然光での撮影においても、照明機材を利用しての撮影においても、レフ板は活躍します。シンプルな作りかつ簡単な構造であるからこそ、うまく活用することができれば、ライティングのクオリティを1段も2段も上げてくれます。
今回は、レフ板の特徴と、レフ板を選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
そもそもレフ板とは
レフ板とは、撮影の際に用いられる、被写体に光を反射させる板のことです。照明機材の光や自然光をコントロールして、明るさを調整する照明補助器具です。
レフ板は、シンプルな作りであり、仕組みもレフ板に光を反射させるだけという簡単なものです。ですが、効果的に被写体を照らすことができ、撮影において大変重要な役割を果たします。
価格もお手頃なため、写真撮影を頻繁に行う方は、持っていてもよいアイテムのひとつです。
レフ板選びのポイント
レフ板は、様々なメーカーから多くの種類が販売されています。そんな、レフ板を選ぶ際には、次の3つのポイントをチェックするようにしましょう。
- サイズ
- 形
- 色
それぞれ確認していきます。
サイズ
1つ目のポイントは、サイズです。レフ板のサイズによって、反射する光の性質が変わってきます。
レフ板のサイズが小さければ、反射する光の範囲は小さくなり、スポットライトのような光を被写体に当てることができます。逆にレフ板のサイズが大きいと、反射する光の範囲も大きくなり、柔らかい光を被写体に当てることが可能となります。
どんな光を被写体に当てたいのかを出発点にして、サイズを決めると良いでしょう。迷った場合には、被写体の倍くらいの大きさを参考に探すと良いかもしれません。
また、レフ板は、使用しない時には折りたたんで収納します。持ち運びやすさを考慮する上で、広げた際のサイズだけでなく、畳んだ時のサイズも確認しておくとよいでしょう。
形
2つ目のポイントは、レフ板の形です。レフ板には、「丸・三角・四角」の3つの形が存在します。
丸型は、手持ちで使用する際に使いやすい形状です。折りたたみがしやすい点も特徴です。
三角型は、小型で持ち手がついており、使い勝手の良さが特徴です。
四角方は、大型のものが多く、柔らかい光で被写体全体を照らすことができます。レフ板を固定するスタンドを立てて使用します。
形によって、使い勝手や反射する光に違いがあります。それぞれのタイプごとの特徴を踏まえて、形を決めるようにしましょう。
色
レフ板には反斜面の色にいくつかの種類があります。撮影場所の状況や、撮影のイメージによって、色を使い分けると良いでしょう。
特徴 | |
---|---|
ホワイト | 最もオーソドックス。 利用機会が多い。 |
シルバー | よく利用される。 反射率が高く、光の弱い場所に適している。 |
ゴールド | 暖かい光を反射させる。 夕日の表現などに向いている。 |
ブラック | 光を反射させたくない場合に使用する。 影をより強調する。 |
まとめ
レフ板を利用することで、光のコントロールをより柔軟に行えるようになります。
シンプルな作りであるからこそ、使い方次第で、効果は様々です。
今回紹介した特徴を捉えた上で、ライティングに活用してみてください。