キッチン付きレンタル撮影スタジオの選び方
料理動画やメニュー用写真などを撮影する場合には、キッチン付きのレンタル撮影スタジオが必要になります。
この記事では、キッチン付きのレンタル撮影スタジオを選ぶときの注意点などを解説しています。
キッチン付きレンタル撮影スタジオを選ぶときの注意点
キッチンが付いているスタジオでも、用途と規約によって大きく4つの種類にわかれます。
撮影映えするキッチンと設備としてのキッチン
ひとつは、キッチン自体が写真映えするキッチンで、シチュエーションとしても利用できるスタジオです。
この記事を読んでいただいている方のほとんどが、こちらのタイプのスタジオを探しておられると思います。
もうひとつは、設備として備え付けられているキッチンです。事務所等の給湯室にあるような小さなキッチンが、スタジオについているパターンです。このようなタイプは、撮影関係者のかたが、かんたんな食事の用意をする場合に利用されています。
調理ができるキッチンと調理禁止のキッチン
ひとつは、キッチンで調理をしても問題がないスタジオです。一般的にはほとんどのキッチン付きスタジオはこちらに該当しています。
調理が可能な場合には、基本的な調理器具や調理家電などは備え付けられていることが多いですが、特殊な器具や家電が必要な場合には、事前にスタジオに確認するようにしましょう。
もうひとつが、キッチンで調理をしてはいけない規約になっているスタジオというのもあります。あくまでも、キッチンシチュエーションでのイメージ撮影が、おもな利用用途になります。
料理動画の撮影や、飲食店のメニュー用写真撮影でも仕上げ調理の必要がありますので、そういった用途の場合には調理不可のキッチン付きスタジオは利用できません。
例え、キッチン付きだっとしても、調理をおこなうことができるのかどうかを公式サイトなどで予約前にしっかりと確認しましょう。
撮影しやすいキッチンのレイアウト構造
一般的な住居に備え付けられているキッチンは、通路が70cm程度ありますが、撮影で利用する場合には、照明を設置するためのスペースは広いほうが使いやすいです。
キッチンレイアウトは、I型・L型・アイランド式I型など、いろいろなタイプがあります。
そのなかでも、撮影映えしやすいのは、アイランド式I型キッチンです。さらに、アイランド指揮は、四方が空いているので、撮影もしやすくなります。
さらには、アイランド部分が可動できるタイプのスタジオもあります。通常は、給排水管やガス管などが床下とつながっているため、アイランド部品は可動できませんが、給排水タンクを利用したりガスボンベタイプとすることで、レイアウト変更が容易にできるよう工夫されている設計のスタジオもあります。
ダイニングスペース
食事シーンを撮影したり、メニュー用写真を撮影したりするような場合には、ダイニングスペースもあると便利です。
メニュー用撮影では、背景紙やライティングをセットしたりすることもあるので、オープンスペースがあるととても使いやすいです。