レンタル撮影スタジオのサブスクリプションの可能性を考える

レンタル撮影スタジオの収益は、スタジオのスペースを時間貸しすることがおもな収益源になります。その他には、機材の貸し出しによる機材レンタル料や、撮影アシスタントサービスなどがプラスアルファでの収益となります。

この記事では、ほとんどの撮影スタジオがおこなっている単発の貸し出しによるビジネスモデルではなく、継続課金のサブスクリプションモデルで運営することができるのかを考えてみたいと思います。

サブスクリプションモデルとは

サブスクリプションモデルとは、継続課金をおこなうサービスや商品等を販売して収益を得るビジネスモデルのことです。クレジットカードや銀行振替などの決済方法を導入することで、定期的に売上をあげることができるので、安定した経営に寄与します。

サブスクリプションモデルの代表的な業態とは、スポーツジムや習い事などの自己投資のためのビジネスや、動画配信サービスやオンラインストレージサービスなどのビジネスなどと、昨今、急激に増えています。

レンタル撮影スタジオでサブスクモデルは可能なのか

レンタル撮影スタジオと同じような業態に、レンタルオフィスやシェアオフィスがあります。これらの多くはサブスクを基本的なビジネスモデルにしていますので、撮影スタジオにおいてもマーケティングがきちんとできてさえいれば、サブスクモデルでも選択肢のひとつとしてはありなのではないかと思います。

撮影スタジオを定期的に利用したいユーザーの仮説

まずはユーザーの仮説をしてみます。どういった企業や個人が定期的に撮影スタジオを利用したいのかを箇条書きで書き出してみます。

  • アパレル企業(シーズンごとの商品撮影)
  • 雑誌などのメディア(雑誌やWebメディアに掲載する写真撮影)
  • ブライダル企業(フォトウェディング)
  • 飲食店(メニュー撮影)
  • 神社(七五三などの行事撮影)
  • コスプレイヤー撮影などをおこなうカメラマン

上述のようなユーザーは比較的高頻度で撮影スタジオを利用するという仮説をもとにすると、開業場所が非常に重要になってくるように思います。

例えば、東京でいうと、アパレル企業が多く集まる街といえば千駄ヶ谷、出版社が多く集まる街といえば江戸川橋や護国寺などというように、ターゲットユーザーが集まる立地で開業することは、ひとつポイントになってくるのではないでしょうか。

短い枠で何度も利用できるというようなニーズがあると仮説

最低利用時間を設けているスタジオが多いので、あえて1時間から利用できるようなモデルでもありだと思います。単発予約の場合に、1時間あたりの利用料が1万円のスタジオであれば、例えば、毎月5万円の継続課金で月10時間まで自由に使えるというようなサービスだと、週2回程度の頻度で少しずつ撮影したいという需要がありそうです。

まとめ

レンタル撮影スタジオでのサブスクモデルについて考察してみました。商材の入れ替わりが定期的に発生する業種や、安定して開催されるイベント関連業種などにうまく絡むことができれば、サブスクモデルもありだと思います。

ただ、サブスクモデルだけで運営するのではなく、一般的な単発利用とあわせたような運営がよいのではないかと思います。

この記事を書いたひと

児島大
児島大

株式会社296 代表取締役。Webサイト制作や動画制作などの会社しています。実は元パティシェという異色の経歴。

レンタル撮影スタジオのサブスクリプションの可能性を考える