ウェディングフォトの魅力を丸ごと紹介!メリットや気になる相場は?

「ウェディングフォトってそもそもどういうもの?」
「ウェディングフォトを選ぶ際はどこをポイントに考えたらいいの?」

この記事ではウェディングフォトの気になる魅力を、メリットや選ぶ際のポイントと共に紹介します。

様々な理由で結婚式を行わないカップルが増えてきていますが、代わりにウェディングフォトにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

記事を最後まで読むことでウェディングフォトの魅力が分かり、自分達に最適な撮影方法が選べるようになります。

そもそもウェディングフォトとは?

そもそもウェディングフォトとは、結婚式を挙げずに2人のウェディングを思い出にすることができる写真撮影です。

結婚式場や教会、撮影スタジオや自然の美しいロケーションをバックに、自分たちらしい雰囲気で写真を残すことができます。

自分たちで好きに決められるため家族や親しい友人を招待して挙式を行ったり、撮影後に会食をしたりといった流れも可能です。

ウェディングフォトに似た言葉で「前撮り」や「後撮り」がありますが、結婚式を挙げることが前提かどうかという違いがあります。

ウェディングフォトのメリット

ウェディングフォトを行うメリットとして、大きく次の3つが挙げられます。

  • 結婚式に比べて費用を抑えられる
  • 気を使わずに自由にできる
  • 好きな衣装を着られる

3つのメリットを知ることでウェディングフォトの魅力を知ることができ、結婚式との違いを理解することができます。

最後まで読み進め、自分たちに合うウェディングの参考にしてください。

結婚式に比べて費用を抑えられる

ウェディングフォトのメリットとして、結婚式に比べて費用を抑えられる点が挙げられます。

一般的に結婚式には多額の費用がかかり、式の規模にもよりますが10名〜20名の招待数で150万円前後、40名を超えると300万円前後かかります。

その点ウェディングフォトであれば、かかる費用を数万円から20万円程度に抑えることが可能です。

浮いた費用はその分新婚旅行の費用に回したり、今後の結婚生活の資金に回したりすることができます。

気を遣うずに自由にできる

気を遣わずに自由にできる点も、ウェディングフォトのメリットの1つとして挙げられます。

時代の流れと共に形式にこだわらない人も増え、自分たちらしい形でのウェディングを選ぶカップルが増えてます。

結婚式にありがちなルールやマナーに縛られず、2人の好きにウェディングの思い出を残せることも大きいです。

当日に向けて準備する手間も減るため、その分2人のこれからの生活に時間を使うことができます。

好きな衣装を着られる

ウェディングフォトでは、自分たちの好きな衣装を着られる点も嬉しいポイントです。

ウェディングドレスやタキシードはもちろん定番の白無垢などの和装も選べますし、カジュアルな服装で正装とは違う雰囲気を楽しむこともできます。

撮影の仕上がりをフォトブックにすれば多くの枚数を残せるので、いろいろな衣装を楽しみながら写真に残すことが可能です。

個性を大切にありのままの姿で結婚の思い出を撮影できるのも、ウェディングフォトならではの魅力と言えます。

ウェディングフォトのデメリット

ここからは、ウェディングフォトのデメリットについて解説していきます。

ウェディングフォトのデメリットは2つありますが、理解した上で事前に対策することも可能です。

天候により野外撮影ができない

結婚式に比べるとお祝いムードが少ない

一生に一度の思い出づくりで後悔しないように、ぜひ最後までお読みください。

天候により野外撮影ができない

ウェディングフォトのデメリットとして、天候により野外撮影ができなくなる可能性があります。

自然をバックにロケーション撮影する際は晴れか雨かで写真の構図なども変わるため、天候次第では室内撮影に切り替わることもあるでしょう。

天候に左右されるのは結婚式も同じですが、ウェディングフォトの方が短期間のためある程度予想できます。

撮影当日の天気を心配してしまう方は、スタジオ撮影を選択すると当日までを安心して待つことができますね。

結婚式に比べるとお祝いムードが少ない

ウェディングフォトは2人きりで撮影するケースが多く、参列者にお祝いしてもらうことがデメリットになります。

結婚式は大切な家族や友人たちにリアルタイムで祝福してもらえますが、ウェディングフォトはお祝いムードが少なくなってしまう点がネックです。

もし結婚式のように盛大に祝ってもらいたいのであれば、家族や仲の良い友人を招待できるかを確認すると良いでしょう。

会場によってはウェディングフォトの後で会食をするプランもあるので、検討してみるのもおすすめです。

ウェディングフォトを選ぶ5つのポイント

ウェディングフォトを選ぶポイントは、次の5つです。

  • どんなウェディングフォトにしたいかを考える
  • プラン内容にどこまで含まれているか確認する
  • 新婦ヘアメイクのイメージを分かりやすく伝える
  • 費用の安さだけで考えない
  • 持ち込み衣装が可能かを確認する

5つのポイントを知ることで、ウェディングフォトを選ぶ際の基準にできます。ポイントを十分に理解すれば、後悔のないウェディングフォト選びができるでしょう。

どんなウェディングフォトにしたいかを考える

ウェディングフォト選びの最初のポイントは、「どんなウェディングフォトにしたいか」を2人でしっかりと話し合いましょう。

2人のイメージがずれてしまうと、写真撮影の当日にあれもやっておけば良かったと後悔が生まれてしまいます。

そもそも業者選びから間違ってしまう可能性があるので、リスト化して準備しておくなどが良いですね。

2人の大切な思い出に残るセレモニーなので、イメージを共有しながら進めていきましょう。

プラン内容にどこまで含まれているか確認する

ウェディングフォトのプランに含まれている内容は、各撮影業者により違いがあります。

自分達の理想のイメージを叶えてくれるかどうか、各社のプラン内容をチェックすることが大切です。

衣装レンタルや衣装着付け、小物類一式や新婦ヘアメイクはもちろん、写真カット数や写真データ、アルバムなどの仕上がりも確認しましょう。

式場やスタジオによっては、希望通りにするにはオプション料金で費用が高くなってしまう場合があるので、注意が必要です。

新婦ヘアメイクのイメージを分かりやすく伝える

一生の思い出に残る写真を撮影するので、新婦ヘアメイクはとても重要です。

ヘアメイクさんに理想のイメージを正確に伝える必要があります。

受け身で進めてしまうとイメージがうまく伝わらない可能性があるので、こんなヘアスタイルにしたいと写真を見せて共有しておくと良いでしょう。

ロケーション撮影する場合は、ヘアメイク直しができるかなども相談しておくと良いですね。

費用の安さだけで考えない

費用が安いからと、他のプランと比較せずに決めるのは避けましょう。

そもそも衣装をあまり選べなかったりすることがあるので、事前に試着や下見をしておくと良いです。

シンプルな撮影プランで安くなっている場合は、追加料金がかかるスタジオもあるのであらかじめ確認しておくことが大切。

それぞれの実家や親戚にアルバムを送るのであれば、アルバム代も含めた費用で検討しましょう。

持ち込み衣装が可能かを確認する

スタジオによっては衣装持ち込みが有料になるところもあるので、衣装の持ち込みが可能かどうかを確認しておきましょう。

プラン内容に持ち込みOKとしているところもあれば、持ち込み不可のところもあります。

自分で購入したウェディングドレスや母親から受け継いだ衣装や、自分達らしい服装で撮影したいなどを相談しましょう。

持ち込み可能な場合は、当日持参か事前に預かってもらえるかを確認しておくとスムーズです。

ウェディングフォトのおすすめ衣装

ウェディングフォトでの衣装は、大きく3種類に分けられます。

  • 洋装コーディネート
  • 和装コーディネート
  • カジュアルコーディネート

ここからは代表的な3種類の衣装について解説するので、イメージ作りの参考にしてください。

洋装コーディネート

やはりウェディングフォトで憧れが多いのは、洋装コーディネートではないでしょうか。

「ウェディングドレス」「カラードレス」「タキシード」などが洋装コーディネートに入ります。

種類が多く華やかな印象のドレスを選べ、動きやすいのでさまざまなポーズでの撮影ができます。

チャペルをはじめ洋館や自然をバックにした撮影にも合い、妊娠中の方やお子様との撮影にもおすすめです。

和装コーディネート

厳かな雰囲気の和装コーディネートも、根強い人気です。

普段着ない服装だからこそ、一生に一度は記念にという思いがあります。

「白無垢」「色打掛」「紋付袴」などが、代表的な和装コーディネートです。

日本の伝統着でもあり、やはり和装ならでは美しさがあり、日本庭園や神社、歴史的建造物や和室などにも合うのが特徴です。

カジュアルコーディネート

ウェディングフォトでは自分達らしさを演出できる、カジュアルコーディネートも楽しむことができます。

普段通りのカジュアルな服装はもちろん、堅苦しくないドレスアップなどがカジュアルコーディネートに入ります。

レンタル衣装では再現できない、オリジナリティを表現するのにピッタリです。

思い出の場所での撮影やスタジオ撮影にも適していて、センス溢れる写真を残すことができます。

ウェディングフォトでのスタジオ撮影おすすめシーン

ウェディングフォトのスタジオ撮影では、豊富なプランがあるのでどんなイメージで撮影できるかを確認しましょう。

セットを使うので照明により光を加減しやすく、写り方を調整できるというメリットもあります。

おすすめシーンを2つ紹介するので、選ぶ際の参考にしてください。

シンプルな背景

スタジオ撮影でシンプルな背景を選べば、新郎新婦の美しさを引き立てることができます。

また照明で光の加減をつけやすく、様々なニュアンスの写真を撮ることが可能です。

スタジオの設備によっては衣装に合わせた背景を選択できるので、バランスを合わせることも可能です。

背景やライティング効果で、ナチュラルで幻想的な雰囲気やドラマのワンシーンのような甘い雰囲気まで演出できます。

撮影小物を選んで

洋装での撮影であれば花束やブーケを撮影小物にでき、よりウェディング感を出すことができます。

和装であれば番傘や扇子、紙風船などを使うことで、躍動感をプラスすることが可能です。

またフォトフレームやガーランドを撮影に使用すれば、柔らかい雰囲気の写真を残せます。

2人の幼少期の写真と一緒に撮影することで、ご両親にも喜ばれる仕上がりになりますね。

ウェディングフォトの人気ロケーション撮影おすすめシーン4選

  • 自然をバックに撮影
  • 都会の街並みとマッチした撮影
  • 和装で日本庭園に溶け込む撮影
  • チャペルでの荘厳な撮影

ここからは、ウェディングフォトの人気ロケーション撮影のおすすめシーンを4つ紹介します。

どれも人気のシーンなので、ウェディングフォト選びの参考にしてください。

読み進めることで、自分達に理想のイメージに一歩近づけるでしょう。

自然をバックに撮影

海や砂浜をはじめ、緑美しい公園など自然をバックにするのも、ウェディングフォトの定番です。

自然の優しい背景に白いウェディングドレスが映えること間違いなし。

大きな公園ならバリエーション豊富な撮影ができるので、衣装をアレンジしての撮影も良いですね。

自然の中で撮影するので、柔らかい表情の写真を残すことができます。

都会の街並みとマッチした撮影

ロマンチックな写真を残したいなら、都会の街並みをバックに撮影するのが良いでしょう。

日中の撮影も良いですが、建造物がライトアップされる時間帯のウェディングフォトも素敵です。

服装によって最適なシーズンがあるので、時期を合わせられると撮影に集中できます。

2人の思い出を順番に巡りながら撮影していくのも、ウェディングフォトならではかもしれません。

和装で日本庭園に溶け込む撮影

和装コーディネートにしたのであれば、日本庭園での撮影は外せません。

四季折々の草花に囲まれ、日本の伝統を感じられる写真を残すことができます。

季節ごとに咲く花が異なるため、背景にしたい花に合わせるのも良いですね。

一生の記念になるウェディングフォトを、楽しみながら残すことができます。

チャペルでの荘厳な撮影

聖なるチャペルで結婚を誓い合っている様子を、一生の思い出に残すことができます。

荘厳なステンドグラスや開放感あふれるガラス窓など、チャペルならではの雰囲気で撮影が可能です。

まるで結婚式をしながら撮影している様子は、きっと特別な瞬間になるでしょう。

お互いの家族を呼んで一緒に撮影し、これまでの感謝の気持ちを伝えるというのも、チャペル撮影ならではかもしれません。

ウェディングフォトの相場

気になるウェディングフォトの相場ですが、スタジオ撮影かロケーション撮影かで値段のベースが変わります。

またどういった衣装で撮影するかでも、値段が変わるため希望するスタジオや撮影業者に確認すると良いでしょう。

ここからはそれぞれの相場を紹介しますので、ウェディングフォト選びの参考にしてください。

目安を知ることで準備がスムーズになり、しっかりと比較することができるでしょう。

スタジオ撮影の相場

ウェディングフォトをスタジオ撮影する相場は、約3万円〜10万円が多いです。
基本プランとして、撮影料、2人分の衣装、着付け、靴やアクセサリー、写真データ代などが含まれています。

プラン料金
洋装プラン約3〜8万円
和装プラン約4〜10万円
洋装+和装プラン約6〜10万円

シンプルな撮影にすればするほど、費用は抑えることができます。オプション料金を追加するほどに費用がかかるので、あらかじめ予算を決めておくと良いかもしれません。

ロケーション撮影の相場

ウェディングフォトをロケーション撮影する相場は、約10万円〜25万円が多いです。
料金の中には撮影料、2人分の衣装、着付け、新婦ヘアメイク、靴やアクセサリー、写真データ代、出張費などが含まれています。

プラン料金
洋装プラン約10〜15万円
和装プラン15万円前後
洋装+和装プラン25万円前後

ロケーション撮影をする際は撮影カット数が多くなるため、どうしても費用が多くかかります。出張費は指定範囲外になると、オプション料金になるケースが多いです。

オプション料金の相場

ウェディングフォトの基本料金に含まれないオプション料金の相場は、撮影業者により異なりますが目安として次のようになっています。

項目料金
カット数の追加1カットあたり約1〜3万円
写真の全データ約3〜5万円
写真の焼き増し1枚あたり5,000円程度
アルバム作成約5〜10万円
写真の台紙3,000円程度
衣装のアップグレード1万円〜
衣装や小物の持ち込み無料〜5万円程度
土日祝撮影約1〜2万円
複数場所撮影約1〜3万円

良い写真を残そうと思うと際限なく追加料金がかかってしまうので、例えばアルバムは何冊作るのかなど事前に決めておくと良いですね。

プランによっては含まれている項目もあるため、ホームページで詳しく確認すると良いでしょう。

ウェディングフォトで準備すること

ウェディングフォトで準備することは、撮影当日までの期間によって内容が異なります。

準備を計画的に行うことで、いざ撮影が間近になったときに慌てることがありません。

ウェディングフォト撮影までの期間は、打ち合わせや当日までの準備もあるので、3ヶ月あると安心です。

3ヶ月前

撮影3ヶ月前にやることは次の通りです。

  • フォトウェディングの予約
  • プラン選び
  • 撮影日の候補出し
  • 費用見積もり後に契約
  • 必要ならば美容準備

まずはどんなイメージのウェディングフォトにしたいかを2人で考えて、イメージに合うスタジオや業者を探しましょう。

HPにどんな雰囲気で写真が撮れるかが載っているので、良いと思うところに相談予約を申し込みましょう。

契約前に気になる点を相談して解決しておくと、安心して当日まで準備できますね。

1〜2ヶ月前

1〜2ヶ月前にやることは次の8つです。

  • 衣装合わせ
  • 小物合わせ
  • ヘアメイク決め
  • 撮影プランの確定
  • 撮影日の確定
  • 撮影に必要な物を準備
  • 費用の支払い
  • 持ち込み衣装や小物類があれば準備

撮影に必要な物は衣装ごとにまとめたので、次の表をご覧ください。

和装での撮影に必要な持ち物

新婦補正用タオルや手拭い・肌襦袢・裾よけ(腰巻)・和装用ストッキング、白足袋
新郎UネックやVネックの肌着・ステテコ・白足袋

洋装での撮影に必要な持ち物

新婦ブライダルインナー・ストッキング(靴下タイプ)
新郎UネックやVネック肌着・靴下

そこまで多くの物を準備する必要はありませんが、撮影に欠かせないアイテムなので忘れないよう準備しましょう。

1週間前から当日

1週間前になったら必要な持ち物の最終確認をして、不備がないかをチェックしましょう。

最終確認が大丈夫であれば、あとは体調を万全にして当日を迎えるだけです。

当日は数時間かけて準備や撮影をするので、簡単につまめる軽食や飲み物を準備しておくと安心ですね。

当日の簡単な流れは以下の通りです。

  1. 撮影式場到着
  2. 着替え、ヘアメイク(1〜2時間前後)
  3. 撮影(30分〜1時間前後)
  4. 着替え(30分〜1時間前後)※ 洋装プランで約3〜4時間前後

和装プランやロケーション撮影の場合は時間が長くかかる可能性があるので、必要に応じて準備しておきましょう。

写真の受け取り方

ウェディングフォトの撮影を終えたら、あとは写真の受け取りを残すのみです。

写真の受け取り方法は2つあり、「写真データ受け取り」と「アルバム受け取り」があります。

アルバム受け取りは事前に申し込みをしておく必要があるので、必要な部数を事前に考えておきましょう。

写真データ受け取りは2週間前後で、アルバム受け取りは2〜3ヶ月が一般的です。

どちらも郵送で届くので、完成したアルバムを楽しみに待ちましょう。

まとめ

ここまでウェディングフォトの魅力やメリット、選ぶ際のポイントなどを紹介しました。

ウェディングフォトの3つメリット

  • 結婚式に比べて費用を抑えられる
  • 気を使わずに自由にできる
  • 好きな衣装を着られる

ウェディングフォトを選ぶ際の5つのポイント

  • どんなウェディングフォトにしたいかを考える
  • プラン内容にどこまで含まれているか確認する
  • 新婦ヘアメイクのイメージを分かりやすく伝える
  • 費用の安さだけで考えない
  • 持ち込み衣装が可能かを確認する

これらのポイントを抑えながら自分達に最適なウェディングフォトを選ぶことで、一生の記憶に残る思い出と写真が出来上がるでしょう。

2人の理想のイメージを育てながら、一生に一度のウェディング選びをを楽しんでください。

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