初めてでも安心!七五三のおすすめ撮影完全ガイド
「七五三の写真撮影はいつ撮るの?」
「七五三撮影はどんな方法があるの?」
この記事では初めての七五三におすすめな、撮影方法やポイントについて解説します。
普段の日常写真と違い七五三は子どもの晴れ舞台なので、少しでも可愛らしい姿を撮影したいと思うのではないでしょうか。
素敵な思い出を残したい方はこの記事をよく読んで、一生に一度の七五三を写真に残しましょう。
また七五三をスムーズに進めるために大切なポイントも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
七五三撮影はいつ行うのがベスト?
七五三のお参りが伝統的に11月15日に行われるため、少し前まで撮影もその時期に合わせることが多く見られました。
しかし最近では混雑を避けるためや家族の都合に合わせたりと、10月中旬〜11月中旬に行う方も増えています。
近年では撮影も七五三に合わせ9月〜11月の間に行う方が増え、お参りとは別日に写真を撮ることも一般的です。
七五三では撮影時期に合わせ「前撮り」「同日撮り」「後撮り」に分かれ、それぞれに特徴があります。
七五三撮影日の違いによる特徴
ここからは七五三の撮影日の違いによる特徴を、以下の3つに分け解説します。
- 前撮り
- 同日撮り
- 後撮り
それぞれにメリットやデメリットが存在するため、自分達に合う撮影日を選ぶと良いでしょう。
このまま読み進めることで違いを理解し、自分達に最適な撮影日を決めることができます。
【前撮り】
早いところでは4月くらいから撮影をすることができ、多くのスタジオでは割引キャンペーンなども行われます。
早めの時期ですが夏の日焼けシーズン前に撮影する方も多く、余裕を持って準備できる点がおすすめです。
7月・8月は汗もかきやすく、日焼けした写真が残ってしまうため、避けた方が良い時期と言えるでしょう。
9月に入ると七五三の前撮りが本格的になるので、早めに予約することが大切です。
前撮りのメリット
- 早期割引キャンペーンなどが適用されるケースがある
- 七五三当日に向けて余裕を持って準備できる
前撮りのデメリット
- 撮影と参拝の2回着付けする必要がある
- 期間によっては幼い表情の写真になってしまう
【同日撮り】
七五三の撮影を参拝と同日に行うと1日で終わらせることができ、祖父母を含めた撮影の場合は集まる手間がかかりません。
遠方に住んでいる場合などは移動だけでも大変なため、同日撮りにすれば負担を減らすことができます。
11月半ばであれば比較的気候が穏やかなので、七五三のイベントが長い時間でも過ごしやすいでしょう。
当日の衣装を親子ともに和装で考えてる方は、着付けの手間もあるため撮影と参拝を同日にすることがおすすめです。
同日撮りのメリット
- 参加者のスケジュールが抑えやすい
- 写真撮影と参拝をまとめて行える
同日撮りのデメリット
- 参拝と撮影をこなすため時間に余裕がない
- 長時間のイベントなので子供が疲れてしまう
【後撮り】
七五三の撮影には、お参りが終わり落ち着いてから写真を撮る、後撮りという選択肢もあります。
スタジオによっては翌年の2月頃まで後撮り撮影を受け付けているところもあるため、忙しくて予約を忘れた方にも安心です。
中には後撮りパッケージプランがあるスタジオもあり、お得な料金で撮影することもできます。
後撮りは時間を気にせず撮影スケジュールを組めるので、落ち着いて記念の1枚を撮ることが可能です。
後撮りのメリット
- 落ち着いて撮影に臨める
- ピークシーズンよりお得な値段が多い
後撮りのデメリット
- 年賀状に間に合わない可能性がある
- 衣装レンタルがない場合がある
七五三撮影の相場は?
七五三のスタジオ撮影の相場は店舗によっても異なりますが、大体3万円〜8万円ほどかかります。
必要なものがセットになっていて料金の中には撮影料やアルバム代、衣装やヘアメイクが含まれていることが多いです。
カット数や写真データが多くなると値段が高くなるため、事前に予算を決めておくと良いでしょう。
スタジオによっては撮影とお参りが別日でも衣装レンタルしてくれるところもあるので、自分達に合う条件を考えて選ぶことをおすすめします。
七五三撮影を選ぶときのポイント
七五三撮影を選ぶポイントは、大きく次の4つが挙げられます。
- わかりやすい料金体系になっているか
- 衣装のバリエーションが多いか
- 撮影枚数はどのくらいか
- 子供の撮影が得意か
ここでは4つのポイントを解説しますので、スタジオ選びの参考にしてください。
ポイントを意識するかどうかで撮影の満足度が変わってくるため、しっかりと理解しましょう。
わかりやすい料金体系になっているか
スタジオ撮影は慣れてない方が多く、料金体系が難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。
撮影基本料にオプションで増やしていく料金タイプよりも、パッケージになっていてわかりやすい料金体系になっているものがおすすめです。
写真のプリント代がオプションになっていると1枚数千円ほどかかるため、事前に枚数をある程度決めておくと安心できます。
料金体系で確認する項目
- プラン料金か基本+オプション代なのか
- 衣装代が入っているか
- 着付け代が入っているか
- ヘアメイク代が入っているか
- 写真でもらうかデータでもらうか
- アルバムが付いているか
衣装のバリエーションが多いか
七五三撮影選びのポイントとして、どんな衣装から選べるかも大切なポイントです。
スタジオによっては数百着から選べるところもあり、キャラクターをモチーフにしたデザインや伝統的な柄まで用意されています。
子どもにぴったりな衣装を選ぶ楽しみも味わえるため、思い出深い七五三になるでしょう。
髪飾りや草履をはじめとした衣装小物が揃っていて、当日の準備なく手ぶらでいけるスタジオもあります。
撮影枚数はどのくらいか
撮影するスタジオにより撮影枚数が変わるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
プロのカメラマンに撮ってもらう写真はどれも綺麗で、普段は見れない我が子の魅力再発見にも繋がります。
撮影枚数が多ければたくさんの表情を見ることができるので、きっと何回も見直したい宝物の写真になるでしょう。
またアルバムには何枚写真が入るのか、データの場合は何カット分もらえるのかは重要な確認ポイントです。
写真データをもらっておけば、年賀状の作成やオリジナルのアルバム作成もできるため便利に活用できます。
子どもの撮影が得意か
スタジオで七五三撮影をする場合、慣れない環境で緊張したり機嫌が悪くなったりする可能性があります。
カメラマンやスタッフが子ども慣れしているところであれば上手にあやしてくれるため、安心して見守ることができます。
特に小さい子どもがいる場合はパパママもつきっきりになってしまうので、七五三撮影が得意なスタジオを選べると良いでしょう。
スタジオのホームページに載っている写真や店頭の写真がどんな表情なのかチェックしたり、実際に来店して雰囲気を見てみるのもおすすめです。
七五三撮影の注意点
ここからは七五三撮影の注意点について、大きく3つのポイントを解説します。
- 事前に写真の仕上げを決めておく
- 衣装レンタルの場合は早めに予約する
- 撮影時の雰囲気に気をつける
七五三撮影は事前にイメージを固めておくことが大切で、場合によっては後悔してしまう可能性もあります。
せっかくの七五三撮影で後悔しないためにも、注意点をよく読みしっかりと対策しましょう。
事前に写真の仕上げを決めておく
七五三の撮影を考え始めたら写真の仕上げについても決めておくと、間際になって慌てることもありません。
写真の仕上げの枚数や、アルバムか台紙かによって完成までの時間や料金が変わるため、家族で決めておくとスムーズです。
自宅に飾るのは子どもの写真と家族の写真、祖父母に送るのは子供の写真と全員での写真といったように考えておくと必要な写真数も見えてきます。
七五三撮影の仕上げはスタジオによって異なりますが、アルバム・台紙・写真集といった種類があります。
衣装レンタルの場合は早めに予約する
七五三撮影のピークシーズンは大変混み合うので、衣装レンタルを予定しているなら早めの予約がおすすめです。
事前の衣装合わせもなるべく早めに済ませることで、多くの衣装の中から選ぶことができます。
最近では衣装レンタルを利用する人が増えてきているため、人気の柄やデザインは先に抑えられてしまう可能性があります。
気に入る衣装が見つからないという事態を避けるためにも、早めに予約して衣装を決めてしまいましょう。
撮影時の雰囲気に気をつける
お気に入りの衣装を着て特別なオシャレをしても子どもの機嫌が悪ければ、良い表情の写真は撮ることができません。
普段とは違うスタジオの空気感に泣き出してしまう子もいるので、撮影時の雰囲気には気をつけましょう。
子どもが好きなアイテムやおもちゃ、絵本やお菓子などで気分を紛らわせたりといった対策も効果があります。
七五三前から家族で写真撮影の機会を多めにするなど、撮られ慣れる機会を増やしていくと良いでしょう。
手軽にできるセルフ撮影のコツ
ここからは、自分達で手軽にできるセルフ撮影のコツを3つ紹介します。
- 子供の目線に合わせる
- 背景を決めておく
- 自然な表情を狙う
たった3つのコツをつかむだけで何度も見返したくなる写真を撮れるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
セルフ撮影のコツは七五三以外のイベントにも活用できるため、一度覚えてしまえば難しくありません。
パパやママだからこそ撮れる優しい表情は、きっと忘れられない写真になるでしょう。
子どもの目線に合わせる
セルフ撮影のコツとして、子どもの目線に合わせて写真を撮ることがポイントとして挙げられます。
家族で写真を撮る時に意外と忘れがちなのが、子どもの目線に高さを合わせるということです。
大人と子どもの身長差で写真を撮ると地面が背景になってしまうため、平面的な写真に仕上がってしまいます。
子どもの目線に合わせるだけで簡単に奥行きのある写真が撮れるので、写真が苦手な方も撮影しやすいでしょう。
背景を決めておく
背景を決めておくことも七五三撮影では大切なポイントになるので、子どもの衣装と合うところはどこか考えておくと良いでしょう。
神社の社殿や鳥居、紅葉で色づいたイチョウの木々など、七五三らしい雰囲気が出せる背景を選ぶのがポイントです。
背景を決めておくと撮影がスムーズにできるため、衣装が着崩れする前の凛とした姿を写真に収めることができます。
注意点として、神社によっては撮影NG・一部撮影NGなどがありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
自然な表情を狙う
衣装を着て緊張感のあるかしこまった写真も良いですが、子どもの可愛らしさが自然に出た表情も狙うのもポイントの1つです。
葉っぱ遊びに夢中になっている姿やおじいちゃん・おばあちゃんとの会話シーンなど、何気ない瞬間を撮影してみましょう。
衣装を着て背伸びした姿とあどけない無邪気な表情のなんともいえない良いバランスが、アルバムの1ページを飾ります。
家族だから撮れる写真を残せるのもセルフ撮影のメリットなので、リラックスした表情を狙って撮影すると良いでしょう。
年齢に合わせたおすすめの衣装や小物類
ここでは年齢に合わせたおすすめの衣装と必要なものを、表にして紹介します。
年齢によって衣装や必要なものが異なるため、読んでおくと何が必要かを事前に理解できるでしょう。
年齢が上がるにつれ必要な小物類も増えるので、用途を確認しながら準備に役立ててください。
【3歳】男の子と女の子の衣装
名称 | 用途 |
着物(三つ身) | 2〜4歳くらいの子ども用の着物のこと。3歳のお祝い着として用いられることが多い。 |
被布 | 3歳では帯を使わないため、被布と呼ばれるベストのようなものを着用する。装飾がついた3歳ならではの和装。 |
インナー | 肌襦袢もしくは襟ぐりの深いU字かV字のシャツ。長襦袢や着物に汗や汚れが付くのを防ぐ。 |
半衿付き長襦袢 | インナーの上に着る着物で汗で着物が汚れるのを防ぐ。半衿が付いていることで、着付けが完成した時に華やかな装いになる。 |
腰紐 | 長襦袢や着物を着付ける際に使う細めの紐。3歳では2〜3本ほど使用する。 |
兵児帯(へこおび) | 着物の上から結び、着付けるための柔らかい帯。着物に元からひもが付いている場合もあり、その際は不要。 |
足袋 | 和装の時に素足に直接履く下着の一種。足先が草履用に2つに分かれている。 |
草履 | 和装時に履く格式のある履き物。足全体を使って歩けるので姿勢が良くなる。 |
巾着袋 | 小物や手回り品を入れる袋。実用性と装飾を兼ね備える。 |
髪飾り(女の子) | 3歳の女の子はまだ髪量が少ない場合もあるので、子供に合う髪飾りが良い。ワンポイントで付けられるちりめんかんざしなどがおすすめ。 |
3歳の衣装は、男の子と女の子共通して被布を身に付ける特徴があります。
女の子は三つ身と呼ばれる2〜4歳用の着物を着用して、ふわっとして簡単に結べる兵児帯で着付けします。
男女共通して仕上げに袖無しのベストのような被布を羽織るので、被布が持つ独特の幼い子どもらしい印象に仕上げることができます。
また全体を通して着付けしやすく着崩れしにくい衣装のため、子どもへの負担も少ないでしょう。
【5歳】男の子の衣装
名称 | 用途 |
着物 | 羽織袴の下にきる着物。シンプルな柄が多く、羽織や袴を引き立てる。 |
袴羽織 | 羽織と袴のパーツに分けられる男性の和服時の正装。羽織に様々な柄を織り込んだ豪華な物から、伝統的でシックな物まである。 |
インナー | 肌襦袢もしくは襟ぐりの深いU字かV字のシャツ。長襦袢や着物に汗や汚れが付くのを防ぐ。 |
半衿付き長襦袢 | インナーの上に着る着物で汗で着物が汚れるのを防ぐ。半衿が付いていることで、着付けが完成した時に華やかな装いになる。 |
角帯 | 着物の上から締める男性用の帯。袴を固定する役割もあります。 |
腰紐 | 長襦袢や着物を着付ける際に使う細めの紐。5歳では長襦袢と着物の着付けに使用する。 |
足袋 | 和装の時に素足に直接履く下着の一種。足先が草履用に2つに分かれている。 |
草履 | 和装時に履く格式のある履き物。足全体を使って歩けるので姿勢が良くなる。 |
5歳では主に男の子の衣装となり、青系・白系・黒系の色味が主流の羽織袴の着用が多くなります。
主に着物・羽織・袴で構成され、子どもの体格によっては肩上げや腰上げなどの調整が必要なため、事前に確認することがおすすめです。
扇子や和傘などの小物を持つこともあり着付けに時間もかかるので、何度か着せて練習しておくと良いでしょう。
【7歳】女の子の衣装
名称 | 用途 |
着物(四つ身) | 4〜12歳くらいの子ども用の着物のこと。子供の成長に合わせて丈や幅を調節可能。 |
インナー | 肌襦袢もしくは襟ぐりの深いU字かV字のシャツ。長襦袢や着物に汗や汚れが付くのを防ぐ。 |
半衿付き長襦袢 | インナーの上に着る着物で汗で着物が汚れるのを防ぐ。半衿が付いていることで、着付けが完成した時に華やかな装いになる。 |
腰紐 | 長襦袢や着物を着付ける際に使う細めの紐。7歳では4本ほど使用する。 |
伊達締め | 腰紐を着付けた後に使う紐。長襦袢の上と着物の上に1本ずつ使用する。 |
帯 | 着物の上から腰に巻いて結び、着物を体に固定させます。七五三ではあらかじめ結んで結んである作り帯がおすすめです。 |
帯揚げ | 帯を立体的に見せ、アクセントを与える装飾的な役割。帯揚げがあることでより華やかさがアップする。 |
帯締め | 帯の上に締める紐で、帯を固定しゆるまないようにする。帯締めがあることで装いが引き締まり華やかな印象になる。 |
志古貴(しごき) | 帯の下に巻いて垂らす布で、後ろ姿を装飾してくれる役割。房が付いて華やかさをプラス。 |
コーリンベルト | 両端にクリップのついたゴム製のベルト。簡単に着脱できて伸縮性があるので使いやすい。腰紐の代わりに使用します。 |
足袋 | 和装の時に素足に直接履く下着の一種。足先が草履用に2つに分かれている。 |
草履 | 和装時に履く格式のある履き物。足全体を使って歩けるので姿勢が良くなる。 |
筥迫(はこせこ) | 和装時に胸元に挟む、刺繍や房で装飾された小型のバッグ。主に装飾用途として使われる。 |
びらかんざし | 筥迫を装飾するかんざし。胸元がより華やかな印象になる。 |
扇子 | 筥迫と対になる装飾アイテムで、帯締めに挟んで使用する。和装姿の正面が華やかになります。 |
髪飾り | 梅や桜などをモチーフにした細工が施された髪飾り。伝統的な勝山かんざしから簡単に装着できるパッチン留めがある。 |
7歳の女の子は四つ身と呼ばれる、大人が着るサイズの着物を子供用にしたものを着用します。
着付けの仕方や必要な小物は大人と同じため、着付けに手間がかかるので事前に準備しておくと良いでしょう。
また小物類などが多くなるが、全て揃ってないと着付けが完成しないことも特徴です。
小物では刺繍が施された小物入れの筥迫やびらかんざし、七五三と花嫁だけが身に付ける飾り帯の志古貴や扇子などの小物を身に付けます。
洋装でもOK
男の子ならスーツやタキシード、女の子ならワンピースやドレスが七五三の洋装として好まれます。
着付けが不要で動きやすくアレンジの幅も広いのが洋装の魅力のため、家族でお気に入りのコーディネートをすることも可能です。
また写真撮影では洋装と和装の2パターンを撮影することも多く、雰囲気の違う写真を楽しむことができます。
洋装か和装どちらかにしなくてはいけないという決まりはないため、子どもが着たい服装や家族全体のバランスで決めるのも良いでしょう。
七五三参拝での親の服装
七五三では付き添いの家族もお祝いにふさわしい服装をすることがマナーのため、事前によく読んで理解しておきましょう。
ここでは七五三参拝での親の服装例をパパとママに分けて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
早めに準備することで、七五三が近くなって慌てることがなくなるので最後までご覧ください。
パパの服装
七五三での服装に悩むパパは多いですが、スーツが基本となるため難しく考える必要はありません。
スーツといっても七五三用に仕立てる必要はなく、普段のビジネススーツの中から落ち着いた印象のものを選びましょう。
七五三は子どもの晴れの舞台なため、使用感の少ないクリーニングされたスーツを選ぶことが大切です。
あくまでメインは子どものお祝いなので、主役より目立たたず格を下げた服装が良いでしょう。
また家族でのコーディネートをある程度合わせることも大切で、カジュアル過ぎないバランスがポイントです。
パパの服装で大切なポイント
- 主役の子どもを引き立てる服装
- 家族の服装と雰囲気を合わせる
- スーツが基本でネクタイでお祝い感を出す
ママの服装
七五三でのママの服装は和装でも洋装でも構いませんが、子供より格下の服装にすることが大切です。
カジュアル過ぎないセミフォーマルファッションが基本で、洋装であれば入園式にも着回しできる服装を選ぶ方も多いです。
また和装であれば子どもとのコーディネート合わせも楽しめるため、あとで写真を見返した時にも良い思い出となるでしょう。
いずれにしても家族で雰囲気を合わせることで、子どもを主役にしながらも服装でも楽しめるイベントになります。
ママの服装で大切なポイント
- 和装でも洋装でもどちらでもOK
- 子どもの服装より控えめにする
- パパとのバランスを考えた服装にする
七五三は写真撮影だけじゃない!お祝いの仕方は?
七五三の行事で行うことは全部で3つあり、「参拝」「食事会」「写真撮影」が挙げられます。
どれも重要なイベントのためしっかりと読み進めていただき、ポイントを抑えるようにしましょう。
ここでは参拝と食事会について紹介しますので、ぜひ当日の参考にしてください。
神社への参拝
七五三では、古くは住んでいる地域の氏神様がまつられた神社に参拝する行事でした。
現代では祈願することが目的なので、家から近い神社に参拝するのでも良いでしょう。
お寺へのお参りになると参拝可能な場所が限られてくるため、受け付けているかを事前に確認することが大切です。
関東では西新井大師(東京都足立区)や川崎大師(神奈川県川崎市)、川越大師(埼玉県川越市)や成田山新勝寺(千葉県成田市)などが挙げられます。
なるべく場所にこだわり過ぎずに家族や祖父母が集まりやすい場所や、着付けする場所から遠くないところが良いでしょう。
家族や親族での食事会
七五三の食事会は家族や祖父母が集まれる貴重な機会のイベントで、子どもへのお祝いや成長報告の場となります。
外食であれば落ち着いて食事ができ子どもの好きなメニューがある店が好ましく、家での食事であればお赤飯やご馳走を準備するのも良いでしょう。
参拝の後で子どもが疲れて移動が大変であれば神社から近くのお店にしたり、子どもの着替えや大きめのエプロンを用意しておくと安心です。
お店によっては七五三プランを用意しているところもあり、子どもも大人も楽しめるメニューを選ぶことができます。
七五三に内祝いは必要?
七五三は身内に対するお祝いのため、基本的に内祝いは不要です。
祖父母へは食事会への招待がお返しとなるため、それとは別に用意する必要はありません。
それでも用意する場合は、七五三にちなんだ赤飯や千歳飴、紅白餅やお菓子などが良いでしょう。
当日の最後に渡すか後日自宅へ送り、写真やメッセージなどを添えると喜ばれます。
祖父母へは子どもの様々な表情を楽しめるように、写真をフォトアルバムにして渡すのもおすすめです。
七五三までの準備や段取りは?
【半年前】まずは情報収集から始めよう
七五三の半年前には情報収集を始め、何が必要でどんな準備をすれば間違いがないかリサーチしましょう。
情報の良い点や悪い点をそれぞれ集めると、あとで比較がしやすくなるようです。
参拝はどうするかや食事会の場所、誰が参加して写真はいつ撮るかなどを考えましょう。
全部の項目を完璧にすることは負担もかかって難しいので、自分たちがどの箇所に力を入れたら良いか考えると決めやすくなります。
【3ヶ月前まで】日程を決めて予約しよう
3ヶ月前になったら実際に日程を決め、祖父母への連絡や必要な予約を取り始めます。
参拝する神社での祈祷は当日受付が一般的ですが、中には予約が必要なところもあるので事前に調べておきましょう。
食事会の場所は人数に応じて個室を取るなど、参加する方へ配慮して予約すると良いです。
座席のタイプが座敷か椅子席かを始め、子どもが好きな食べ物があるかも確認しましょう。
七五三の衣装をどうするかも考えて、レンタルするのであれば早めの予約がおすすめです。
着付けやヘアメイクなども含まれているかやどこまでがサービス内容かも確認しておくとスムーズになります。
【1ヶ月前】当日までの準備と確認
1ヶ月前になったら段取りの最終確認と、当日に必要なものを準備し始めます。
衣装合わせをして実際に足袋や草履を履いて歩く練習や、小物類の試着も済ませておくことがポイントです。
衣装に必要な小物が揃ってなければ用意したり、自分たちの服装も念入りにチェックしましょう。
また食事会や撮影スタジオなどの予約の最終確認もしておくと、万が一不備があっても1ヶ月前なら挽回できます。
七五三当日に持参する持ち物や用意したい物
七五三当日に持参する持ち物や用意したい物は、大きく次の7つがあります。
- 初穂料
- 替えの靴や靴下
- 着替え
- 大きめのタオルやスモック
- 防寒アイテム
- 雨対策
- 飲み物やおやつ
七五三のイベントは長時間になるため、子どもが快適に過ごせるような準備が必要です。
この記事をよく読んで事前に準備することで、当日の予期せぬ出来事への心配が軽減できるでしょう。
初穂料
神社へ参拝のみであればお賽銭のみで大丈夫ですが、祈祷をお願いする場合には初穂料を納めます。
七五三での初穂料の相場は5,000円〜1万円ほどですが、事前に神社に問い合わせて新札を用意しましょう。
替えの靴や靴下
子どもは最初こそ普段着ない衣装に大はしゃぎしますが、徐々に疲れて飽きてしまったりします。
特に衣装の靴が合わなくて足が痛くなってしまうため、替えの靴や靴下を用意しておきましょう。
着替え
衣装に慣れてくると次第に遊びだして汚してしまう可能性があるため、参拝や写真撮影が終わったら着替えられるように準備しておくと安心です。
食事の前に着替えれば汚す心配もなく子どももリラックスして食事を楽しめるため、周りも気持ちを楽にして食事できるでしょう。
大きめのタオルやスモック
衣装のまま食事をするのであれば、大きめのタオルや幼稚園などで使うスモックを持参すると良いでしょう。
大きめのタオルを前掛けがわりに使ったりスモックをすっぽりと被ってしまえば、食事中の汚れ対策もでき安心して食事をすることができます。
防寒アイテム
七五三は寒くなり始めの時期に行いますので、天候によっては長時間外にいるのが大変なことも考えられます。
ブランケットや使い捨てカイロなど防寒用アイテムがあると、風邪を引く心配もありません。
雨対策
当日の天候で雨が心配なようであれば、折り畳み傘やレインコートを用意すると安心できます。
大きめのクリップを準備しておけば袖や裾を留めることができるので、雨や泥汚れの心配を減らすことが可能です。
飲み物やおやつ
七五三の時期にもよりますが、混雑時は待ち時間も多くなりますので、飲み物やおやつを用意しておくと安心です。
特に3歳だと待ち時間は退屈に感じてしまうため、簡単に食べてるお菓子やジュースがあると気を紛らわすことができます。
まとめ
この記事では初めての七五三におすすめな、撮影方法や準備するポイントについて解説しました。
七五三では準備がとても大切になるため、この記事を参考に準備し忘れがないように進めてください。
子どもや家族にとっても思い出に残るイベントを成功させるために、しっかりと準備して一生に一度の七五三を大切な写真に残しましょう。
この記事を読んで、自分たちらしい七五三イベントができるお手伝いになれば幸いです。