露出計の画像

露出を自由自在に操れる!カメラマンの味方、露出計の基本の話

堀 基晴ほりもとはる

スタジオ撮影において、光はとても重要な要素です。光に関連する要素はたくさんありますが、カメラの露出は非常に大切な要素です。

露出をうまく調整することで、写真のイメージやクオリティは大きく左右されます。

そんな、撮影における重要な要素である露出を、簡単に測定することのできる機械が露出計です。

今回は、そんな露出計についてご紹介していきます。

そもそも露出とは

そもそも、「露出」とはなんなのでしょうか。

露出とは、カメラのイメージセンサーに当てる光の量を調節して、写真の明るさをコントロールすることです。露出が低いと暗い写真になり、露出が高いと明るい写真になります。

調整され、明るすぎず暗すぎない露出のことを、適正露出と言い、適正露出よりも露出が低いことをマイナス露出、高いことをプラス露出と表現します。

露出は、以下の3つの要素で決まります。

  • 絞り
  • シャッタースピード
  • ISO感度

これらの要素の設定を変更することで、露出を調整していきます。

露出計とは

露出計は、上記で説明した露出を測ることのできる機械です。露出計を使用することで、適正露出で撮影するためのカメラの設定を簡単に知ることができます

露出には、2つの測定方式があります。

  • 反射光方式
  • 入射光方式

それぞれ確認していきましょう。

反射光方式

反射光方式は、カメラに内蔵の露出計で採用されている測定方法です。被写体に反射した光を測定して、露出を決定します。測定した部分がグレーとなる露出を示すので、黒いものや白いものもグレーとして再現されます。

メリット

反射光方式では、被写体に反射した光を用いて測定を行うので、被写体から離れた位置からでも、露出を測定することができます。風景など、遠くにあるものを撮影する際に重宝します。

デメリット

白や黒のものもグレーとして再現されてしまうので、調整が必要となります。また、被写体の反射率によって微調整しなければいけません。

入射光方式

入射光方式は、カメラ内蔵ではない単体露出計で採用されている測定方法です。被写体に当たる光を直接測定して、露出を決定します。18%グレーの反射率を持つ被写体が、適正な状態で撮影できる露出を計算してくれます。

メリット

白いものは白く、黒いものは黒く、よりリアルに再現されます。適正露出となる設定を計算してくれるので、自分で微調整する必要がありません。

デメリット

被写体の側で測定しなければならないので、遠くにあり、近づくことのできない被写体では使用できません。

露出計の種類、値段

露出計は主に、入射光方式のみを採用しているものと、入射光方式と反射光方式の2つを採用しているハイブリッドのものがあります。

値段は1万円代のものから高いものだと15万円を超えるものまで様々です。高いものほど、機能が充実しています。購入する際は、自分の求めている機能を備えている露出計を探すようにすると良いでしょう。

まとめ

露出計は、撮影において重要な要素である露出を計測し、決定することのできる機械です。

測定方法の違いと、その特徴を理解することで、よりクオリティの高い写真を撮影することが可能となります。

今回紹介した基本的な内容を理解して、撮影に活かしてください。

この記事を書いたひと

ほりもとはる
ほりもとはる

動画制作者。企業プロモーション動画や書籍紹介動画など、主にSNSで使用される動画制作を得意としている。オンラインサロンの『箕輪編集室』ではイベントのオープニング動画などを担当。
制作実績:LIXILモデルルーム紹介動画・書籍紹介動画(幻冬舎/ダイヤモンド社)・花王『PAF』PR動画など。

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